家族のための「ちょっと料理」から始める幸せな食卓
我が家では、「子どもも将来は料理ができるように」との思いから、日々の暮らしの中で少しずつ料理に関わらせています。
料理ができれば生活の幅も広がりますし、物価高の今、自炊できることは大きな強みになります。何より、勉強や仕事の合間に料理をすることが、良い気分転換になると感じているのです。
とはいえ、プロのような凝ったメニューを目指しているわけではありません。
焼きそば、チャーハン、生姜焼き、味噌汁、カレー、唐揚げ……そんな「家庭の定番」で十分なんです。
家族がおいしいと言ってくれて、栄養も考えますがお腹を満たすことができればそれでOK。
それが我が家の料理スタンスです。
市販のソースに頼らない、3つの調味料で作る“反則ソース”
最近、スーパーで麻婆豆腐のレトルトを大量に買っている人をよく見かけます。
便利さや手軽さは理解できますが、何となく寂しさを感じてしまいます。
大量のゴミ、シャープさに欠ける味、そして「意外と変わらない簡単調理」。
そこで今回は、実はたった3つの調味料だけで雰囲気が出せる“反則ソース”と題して紹介します。
基本的には肉と野菜を用意して加熱、あらかじめ混ぜておいたソースを絡めて仕上げます。
事前にソースを合わせておくから、味の感じはわかりますし、味の濃さは絡めるソースの量で決められます。
慣れたら、最初からその量を準備すればOKです。
調味料が少ないからこそ、味がダイレクトに響きますし、片付けもラク。
子どもや一人暮らしの方にもぴったりなレシピです。
【冷やし中華のタレ】
- ポン酢(ゆずポン推し)リンク
- 砂糖(酸味を抑える)リンク
- ごま油(風味と防くっつき)リンク
柑橘の香りが効いたさっぱり味。ポン酢の代わりに醤油+黒酢もおすすめ。
【照り焼きのタレ】
- 麺つゆリンク
- みりん(麺つゆと1:1)リンク
- 生姜(チューブOK)リンク
肉を漬けてオーブンで焼くだけ。余ったタレは煮詰めてソースに。
【十勝豚丼のタレ】
- 麺つゆリンク
- 砂糖(やや多め)リンク
- ニンニク(または生姜)リンク
甘辛くベタッとしたあの味。ニンニク抜いて生姜だけならうなぎのタレ風に。
【塩ドレッシング】
- 白だし(5)リンク
- ごま油(1)リンク
- 胡椒リンク
不思議とクセになる味。オリーブオイルにすれば洋風に。レモン汁を足すのも◎
【チャーハンのタレ(王将風)】
- ニンニクリンク
- 創味シャンタン(塩分注意)リンク
- オイスターソースリンク
炒めた後に絡めるだけでお店風チャーハン!
【すた丼のタレ】
- ニンニク(遠慮なく)リンク
- 創味シャンタン(多めでもOK)リンク
- 麺つゆリンク
豚バラ×長ネギで作ると雰囲気出ます。生卵をのせて完成!
【回鍋肉のタレ】
- 甜麺醤(多め)リンク
- 豆板醤(辛さ調整)リンク
- 醤油(少量)リンク
キャベツ&ピーマン&豚バラで簡単回鍋肉。コク出しにオイスターソースも◎
【麻婆豆腐のタレ】
- 豆板醤リンク
- 鶏ガラスープリンク
- 山椒(=“麻”の決め手)リンク
シビれる辛さがクセになる。豆豉を加えるなら少量で。
【ガパオのタレ】
- オイスターソースリンク
- 麺つゆリンク
- ナンプラーリンク
臭いは加熱で飛ぶので心配なし。バジル&目玉焼きで本格ガパオ!
【生姜焼きのタレ】
- 醤油リンク
- 酒リンク
- 生姜(チューブ可)リンク
玉ねぎと豚肉を炒めて絡めるだけ。王道の味!
【カオマンガイのタレ】
- 麺つゆリンク
- コリアンダー(パウダーでOK)リンク
- レモン汁(あれば)リンク
炊飯器で鶏とご飯を一緒に炊くだけ。タレが決め手!
【タンドリーチキンのタレ】
- カレー粉リンク
- ヨーグルトリンク
- ニンニクリンク
パプリカパウダーで色鮮やかに。漬けた野菜でバターチキンにも応用可。
毎日の料理は“手軽さ”のための手抜きが大切
「たった3つの調味料でここまでできるのか」と思えるレシピばかりです。
手抜きでも、雰囲気さえ出ていれば“っぽい料理”になりますし、味がダイレクトに出るぶん、意外と満足感も高いものです。
初心者の方やお子さんの料理入門にも最適。
慣れてきたら他の調味料を足してアレンジしてもOKです。
大切なのは、家族との楽しい時間、どうしても増える奥様の負担を減らすこと。
一人暮らしなら、続けられる内容だったり、あまりがちな食材を効率よく消費できること。
本格派じゃなくても、うちのガパオ、うちの照り焼き、そんな“うちの味”ができれば、それが一番のごちそうになると思います。
ありものでなんとかするのは災害時にも大切なことです。
「これがないと出来ない」と言うマインドから、「これあるじゃん!」と言うマインドになれるかは、災害まちの現代、激動の時代に入るであろう現代に向かうために、意外と無視できないマインドなんじゃないかと思っています。
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