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9月1日は防災の日|防災は“状況設定”から始まる—外出先から自宅まで、災害に備える最適な準備法を考える

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毎年9月1日は防災の日。

東京消防庁<消防マメ知識><消防雑学事典>

地震や水害といった災害が頻発する今日、水を買い増しする人をスーパーで見かけるなど、防災意識が嫌でも高まっています

しかし、備えると言っても、何を、どのように備えるべきでしょうか?
回答はありませんが、個々のご家庭で明確にするには、まず「状況設定」から始めてみてはいかがでしょうか。

災害は在宅中に起きるとは限らないという考え方

防災EDC〜いつも携帯できる防災グッズというムーブメント〜2024年1月現在
防災EDC〜いつも携帯できる防災グッズというムーブメント〜2024年1月現在

多くの人が「災害は家で起きるもの」と考えがちですが、実際には、外出中に災害に遭遇する可能性は否定できません。
例えば、仕事中や遊びに出かけた先で、突然の地震や豪雨に見舞われることも考えられます。

そうした時に、自宅にある備蓄品は役に立たず、当サイトではいつも持ち歩く防災グッズ「防災EDC(Everyday Carry)」を推奨しています。

シチュエーション別の備え方

災害時にどう行動するかを「状況設定」し、それに応じて備えるというのも1つです。
以下のように、各シチュエーションに合った準備を考えてみてはいかがでしょうか。

  • 外出先:ペットボトルサイズ以下の「防災EDC」でなんとかします。これは小さなポーチに収まる程度で、最低限必要だと思われる3つのギアを選ぶというもの。当サイトはライト、サバイバルシート、ガムテープです。
  • 自宅待機:ライフラインが停止しても72時間凌げる「自宅セット」を準備。非常食、水、トイレ用簡易キット、保温用の毛布、ラジオなどがあると便利だと思います。
  • 避難所へ避難:避難する際には、すぐに持ち出せる「持ち出しセット」を用意しましょう。これはリュック1つに収まる量で、貴重品、簡易食料、医薬品、必要最低限の衣類などを含めると良いです。

災害に応じた行動レベル設定で考える

当サイトでは、災害時の行動をレベル0〜3までに分けて設定し、状況に応じた対応を進めています。

  • レベル0: 外出先で災害に遭遇し、自宅に帰る。
  • レベル1: 停電や断水などの一時的なライフライン停止が起こるが、自宅は無事。
  • レベル2: 避難所へ移動し、避難生活を送る。
  • レベル3: 避難所が使えない、または使いたくないため、サバイバル生活を余儀なくされる。

私たちの家庭では、レベル0→1→3→2の順で対応を考えています。特に避難所での生活が難しい場合には、サバイバルが必要となることも考慮しています。

地域ごとの災害リスクも考慮

また、住んでいる地域によっても備えるべき内容は異なります。

海沿いでは水害、高台では土砂崩れ、市街地では建物の倒壊や火事などが考えられます。
自分の住む地域に合った備えをイメージしてみましょう。

状況設定で備えを「最適化」

防災EDC〜いつも携帯できる防災グッズというムーブメント〜2024年1月現在
防災EDC〜いつも携帯できる防災グッズというムーブメント〜2024年1月現在

個々の環境や条件が異なるため、正解はありません。

ただ、災害時にどう行動するかの「状況設定」をしっかり行い、意識をアップデートすることで、備えの効果が最適化されます。
備える途中で得た知識と経験により、予測力が上がることで、いざという時に落ち着いて対処できるようになるでしょう。

備えとは、自分のことを自分で守るだけでなく、他者への助けに繋がるものです。
災害が起きた時には、得た知識や経験が大きな力となり、防災備蓄が使えなくても判断力で最低限の対応ができるかもしれません。

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