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R値とは?寒さに負けない防災・アウトドアマット選びのコツ

原則(忘備録)
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マットのR値とは?

マットの性能を語る際に重要な指標となるのが「R値」です。
R値とは、マットがどれだけ断熱性能を持っているかを示す値で、具体的には「熱抵抗値」を表します。
この値が高ければ高いほど、地面からの冷気を遮断し、体温を保つ効果が高いことを意味します。


R値の目安と使用環境

R値は一般的に以下のような基準で考えられます。

R値適した環境
1~2夏のキャンプ、温暖な環境
2~3春・秋のキャンプ、少し肌寒い夜
3~4冬キャンプ、地面が冷たいが雪が積もっていない環境
4~5厳冬期、凍った地面や雪の上での使用
5以上極寒地、氷点下での登山や雪中キャンプ

例えば、夏の避難所やアウトドアであればR値が2程度でも十分ですが、冬の災害や雪の上での使用を想定するなら、R値4以上が必要になります。


R値を活用する際の注意点

  • 複数のマットを組み合わせる
    R値は足し算が可能です。たとえば、クローズドセルマット(R値2)とインフレーターマット(R値3)を併用すれば、合計でR値5になり、極寒地でも十分な断熱効果が得られます。
  • メーカーごとの測定基準に注意
    R値はメーカーが独自に設定している場合があり、完全に統一された基準ではありません。そのため、実際の使用状況に応じて、自分の体感やレビューを参考に選ぶことが大切です。

代表的なマットのR値一覧

以下は、一般的なマットのR値の目安です(製品やモデルによって異なる場合があります)。

マットの種類代表的なR値使用例
クローズドセルマット1.5~2.5夏から秋のキャンプ、災害時全般
インフレーターマット3~5冬のキャンプ、寒冷地での使用
エアーマット(断熱材なし)1~2夏の軽装キャンプ
エアーマット(断熱材あり)3~4秋~冬のキャンプ

災害時におすすめのR値

災害時には寒さへの備えが重要になるため、最低でもR値2~3は欲しいところです。
特に冬季や体育館など冷たい床での避難生活を想定する場合、R値3以上のマットを選ぶと安心です。
また、災害時は停電や暖房の使用が難しいことが多いため、断熱性の高いマットが命を守るアイテムとなります。


マット選びにはR値を参考に

  • R値が高いほど断熱性が高く、寒冷地に適している
  • R値2~3:温暖な環境や避難所向け。
  • R値3~5以上:寒冷地や冬季の使用向け。
  • R値の異なるマットを組み合わせて使用すれば、さらに断熱効果を高めることが可能。

マットを選ぶ際には、価格や重量だけでなく、R値にも注目して最適なものを選びましょう!

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