スーパーのフルーツはいつ見ても美味しそう。
先日スイカ売り場でカットされたスイカをラップの上からとはいえ、揉むようにベタベタと全部触る奥様が結構いました。
ラップの上からだから問題ないという考えだと思いますが、潔癖症ではない私ですら回転寿司で一度取った皿を戻す行為に近い。
お皿だけ持った=お寿司は触っていないという理論なのでしょう。
今回は「なぜフルーツをカットして販売しているのか?」という点について考えてみたいと思います。
カットフルーツの理由
- 早く売り切りたい:
カットされたフルーツは新鮮なうちに販売することが目的です。
カット面が空気に触れることで鮮度が落ちやすくなるため、早めに売り切りたいという意図があります。 - 手軽さの提供:
カットフルーツはすぐに食べられる便利さから、多くの消費者にとって魅力的です。
忙しい生活の中で、簡単に食べられるフルーツは非常に重宝されます。 - 単価の調整:
カットフルーツは単価が下がるため、手に取りやすくなります。
特に大きなフルーツはカットすることで購入しやすい価格帯になります。 - 見た目で選びやすい:
断面を見ることでフルーツの鮮度や質を確認しやすくなります。
これにより、消費者は安心して購入することができます。
カットフルーツの取り扱いと品質管理
- カット面の痛み:
カットされたフルーツは、空気に触れることで酸化し、痛みが進行します。
触れることで繊維が潰され、食感も悪くなります。 - 保存のポイント:
カットフルーツは冷蔵保存が基本です。
保存期間の目安として、冷蔵+カットは今日中、冷蔵のみは2〜4日、室内未冷蔵は1週間程度です。 - 香りで見分ける:
フルーツのお尻部分から出る香りを確認することで、食べごろを判断することができます。
香りが強いものは食べごろのサインです。
フルーツの見分け方と防災の共通点
フルーツの取り扱い方を理解することは、防災と同じく「なぜそうするのか」を考えるきっかけになります。
何故、備えるのかと考えれば自分に合う合わないがわかるからです。
何故、カットフルーツはそのように売られるのか?
何故、そのような保存方法が推奨されるのか?
理由や目的を知ることが、より賢く選択し、行動することができるようになります。
カットフルーツを触らずに選ぶことで、鮮度と衛生を保ちながら美味しいフルーツを楽しむことができます。
知識を持って選ぶことで、安心してフルーツを楽しんで欲しいです。
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