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何故、防災が普及しない理由を大胆な視点で考える

コラム
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個々の価値観ですから

個々の価値観、その通りです。
人があーだこーだと言うものではない。

ただ、ネット中心の世界になって、自分に都合の良い回答が返ってくる世界になって数十年。
3世代や近所のおじさんとの交流なども激減したので知らない世界を知る機会も激減。
知らないことを知ればもっと世界が広がって楽しくなるのにどんどん視野が狭くなる世界になっているのも事実。

私は「選択肢を提案する人になりたい」ので、今回は防災普及者が誰も考えない「防災が何故普及しないか」を考えてみます。

あくまでも仮説です

防災が普及しない理由を防災普及者は「一般者」の取り組み不足だ感じると思います。
今回はあえて「防災普及者」にスポットを当てます。
うまくいかない99%は自分に問題があるのに(自分にも刺さる話だ)、相手の1%を論じてもね、と言う感じです。

  1. 技術屋であるが故(美味しい料理を作れば人が来る信じちゃってる説)
    防災は専門知識。
    普及させることは専門家ではありません。
    8:2で割るパレードの法則で考えると「8の普及活動:2の技術力」と仮説できます。
    2割を極めても普及しないのは当然だと思うのです。
    美味しい店が潰れるのを日々見ていて、正しい防災だけ伝えれば普及するわけはないのです。
  2. 個人販売は儲からない?
    技術屋が恐れるのは「競合」と「利益」です。
    せっかくの技術が持っていかれる、競合他社がいると利益が半減する。
    個人相手の商売は薄利ですし、儲からなければ続けられません。
    何しろ技術は時間がかかります。
    となると目は自治体に向き、防災普及者の財源は税金になるのではないでしょうか?
    防災は自治体向きの案件ではあるので否定はしません(興味ありません)。
    その結果、防災者で集まるイベントが開催され、防災者が開く防災セミナーに防災普及者が参加します。
  3. 3だけ主義の流行?
    現在大流行している「今だけ、金だけ、自分だけ」の3だけ主義。
    自分の利益を守りたいと言う思いは、私も少なからずありますので否定はしません。
    商売にしたいなら差し出すのが基本ですが、なかなか難しいのではないでしょうか?
  4. 信じてない
    どうぜ普及は難しいだろうと思ってる?
    技術の2割しかみていないなら信じられないのかもしれません。
    人は求めているが、欲しいと思っていないのではないか?

憶測ですけどね、どうでしょうか?

オートは誰にとってオートか?

「自動」という機能があります。
自動はあくまでもメーカーにとってで、自分にとってのオートとは限りません。
ちょっとわかりにくいので、更にわかりにくいカメラの件で。(おい!)

写真の「ピントは眼球に合わせる」のが基本ですが、オートフォーカスは一番近い被写体にピントを合わせます。
つまり、オートフォーカスは「まつ毛の先端」に合わせます。
まつ毛と眼球の距離はおよそ1cm。
眼球に当てれば見えない説得力を生むのですが、まつ毛にあたるから説得力が半減します。
こんなこと誰も知らないじゃないですか。

そうなるとメーカーはそこの精度に取り組まなくて良い。
結果、ファインダー性能が軽視され構図を決める枠になってしまいました。

元々ファインダーは3D性能でした。
擬似3Dではない、天然3D。
今は絶滅しました。

因みに音響も3Dだったんですよ。
擬似サラウンドではない。

否定ではなく、人がそれを望んだ結果そうなったのです。

自分が広めたなんて思わないけど、たまたま起こった現象

これまで当サイトおよびインスタグラムで色々試してみた結果を書いてきました。
すると興味深い現象が起こりました。

  • 防災EDC提案(携帯する防災セット)
    東関東大震災を経験して感じたのが「災害は家で起こると誰が決めた?」と言うこと。
    それを元に既製品で作った防災EDC。
    これに類似したメーカーが出てきたのは興味深い。
  • キャンプと絡めてみた(このサイトがメインでやってること)
    続けるためにはその人の「好き」と絡めなければならない。
    キャンプと絡めた結果、その人が大好きなコトやモノと防災を絡めるようになった。
  • 防災食を食べてみた
    自分が広めたいと思っている防災食の味を知らないなんて愚の骨頂。
    自分が売っている商品のレビューをするようになった。
  • 練度UPが重要よ
    買って終わり(売って終わり)だった防災セットを使ってみたレビューする人や会社が増えました。
    自分が良いと思わないものなんて響きません。

と投げてみると案外追従するものです。

私は自助派なので、こんな方法がありますよ、あなたのそれが防災に使えるかも、と一般者に向けて書いたつもりなのです。
自分が良いと思ったことに共感してくれる人やそうか!と気づく人を増やしたいと思っていただけなのが、メーカーや団体が動いたのは興味深いです。

彼らは私よりも影響力を持ちます。
そういう人たちが共感し、広めてくれればそれで良いのです。

次に広めたいもの

  • 災害と日常のボーダーラインを取っ払う
    日常生活と災害を分ける必要があるのか?
    コストやスペースを考えれば目線を揃えてしまった方が良いのは明らかです。
    コストとスペースを無視して普及はしません。
  • ローリングストックによる長期保存撤廃
    例えば2ヶ月でローリングさせるなら5年保存って必要?
    2ヶ月でローリングさせるなら、レトルトパックや冷凍食品でも良いと思うのです。
  • ローリングストックによる備蓄庫撤廃
    忘れる場所に備蓄したら、忘れてるのだからダメになります。
    5年あるから大丈夫と思ってるとあっという間に5年が経過します。
    忘れず有効に活用するなら、日常と災害用を合わせた方が良い。
    食べたら補充すれば良いし、美味しいの探せば良いと思います。
  • 備蓄にタンパク質と野菜とドライフルーツの導入
    働く人にとってはエネルギーとなる炭水化物ですが、自宅待機者にそこまで炭水化物必要ですか?
    喉が渇くカレーやビーフシチューは初日まで、貴重な水分を無駄に消費させるメニューをアクセントに。
    ビタミン、イライラ防止の鉄分カルシウム、成長に必要なタンパク質などに着目
  • 水の第二波に備えます
    備蓄水はコストとスペースに依存します。
    それを超えた時に必要なのは浄水器。
  • 災害フォーマット化(別の記事でも書いてます
    私はこれこそが防災士が取り組むべき案件だと思っているのですが、別々に発信しても情報が増え、信憑性が薄れ、トラフィック増大による不通を回避するのが目的です。
    ①アプリ化
    ②防災士の登録(防災整備や備蓄食に詳しいなど特徴なども書く、任意)
    ③災害時に派遣やボランティア、物資の送り先などを紹介する
    みたいな感じです。
  • トイレと避難場所の適正化
    避難所トラブルが出ていると聞きます。
    災害の規模はありますが、避難所は自助しきれなかった人が集まる場所です。
    と考えると厳しいようですが他力を望んだ人が集まりやすい可能性が高いわけです(確率の話ですよ)。
    自助の規模を超えることは私を含め大いにあるわけですが、相手のゴール(=性質)は変えられません。
    変えられるのは自分だけ、トラブル回避するのは自分だけです。
    (あーしろこーしろ言われたくないでしょう?そういうモノです)

上記のけんは既に当サイトでは取り上げていますが、そのうち取り上げる人が出ると思います。

私は専門家ではない一般人ですが、だからこそ専門家にはない視点があります。
防災は日本の関心ごと。
面倒臭いおっさんでよければ協力しますのでご連絡お待ちしております。

正しい、プロ、学歴なんて言わずにブルーオーシャンにダイブすれば良い

人は「関心」が「できない理由」を上回れば動きます。
それが提案できないことが普及しない理由なのだと考えます。

専門家は人の言うことを聞かないと「正しい」「プロ」「学歴」と掲げて言うことをきかせようとします。
人間はそんな脅し(あえて言います)に屈しないDNAを持っているそうです。

しかし「それ良いね!」と思えばあっさり動くものです。
そんなものです。

何より日本在住者全員に必要な防災と言う案件。
1億人に複数届けられる事業です。
防災という空前のブルーオーシャンにダイブする価値はあると思います。

プロフェッショナルの語源は「命をかけて宣言すること」です。
私は暖かく見守って欲しいを語源とするアマアマチュアかな。
職業を指す言葉ではないのです。

日本国民1人に1本の金字塔を打ち立てた「ゴールゼロ」と「SOL」

えっ?
まだ持ってないの?
マジで?
って言っちゃっていい、キャンプもサバイバルも災害も超えて1人1点の存在になった金字塔の2つ。

防災士なら持ってないと罵倒されても「仕方ないね」レベルの商品です。
これを買ってから、防災の話はそれからだ、って言い切ります。

ロングセラーになる本品を是非入手してさわってみてください。
防災士の素晴らしさと、情熱が湧いてくると思います。

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