先日、フォロワーの防災士さんが提案していたのが印象的で
マンダラチャートってご存知ですか?
マンダラの様な形のチャートが特徴のチャートです。
チャートとは多くのビジネス本で紹介されているので、今更私が説明するのもなんだかなという感じですが、個人的には「漏れなく抜かりなく」を可視化するツールだと思っています。
個人の考えなんて歪そのもの。
あるところはよく見えるのに、あるところは全く意識していなかったりします。
昔、たくさん使っていたチャートなので、懐かしさと同時に、今こそ使えるチャートなんだろうと思い紹介することにしました。
「2段階」で「それぞれ」で考えていくのがポイント
マンダラチャートはふんわりしたことを可視化させるのにとっても便利です。
感覚的なことを、広げて見た結果、可視化出来ていたという感じです。
①最初に中心にテーマを書きます
②テーマから連想する要素や事柄を書きます
8つの連想や事柄を書きます。
③①〜⑧を更に広げます
④①から連想させることを周りに書きます
①周りの空間に①に関連することA〜Hの8つ書きます。
これを⑧まで埋めて行きます。
この時のポイントはあくまでも①(中心のお題)から連想することを書くこと。
テーマから離れてもOKです。
⑤可能なら複数人が別々で考え見せっこします
出来たらせーの!で見せっこします。
自分の常識や認識はあくまでも本人の感覚でしかないということが判明します。
あくまでもゲーム感覚でやることです。
⑥共通することや印象的なことをリストアップし、優先順位を決めます
ここからが一番難しいですが、私の場合は多くのマスを占めた言葉だったり、印象的な言葉を「優先順位化」します。
多くはTOP3で大半が解決することが入っているはずと仮説して、1位から取り組んでいきます。
細かな要素から取り組まず大きな要素から取り組みます。
関東大震災でやってみます
あくまでも1つの見方ですよ
やってみるとわかりますが、マンダラチャートは3つ以上のプランが出すのが大変だということです。
まず出てきません。
慣れればどんどん出てくるようになります。
気になるワードをピックアップします
気になったワードは、
- 出先で起こる(必ずしも自宅で地震が起こるとは限らない)
- 交通機関は全停、ライフラインも全停、エレベーター閉じ込め(じっとしていれば寒い、暑い、辛い)
- そんな状況で考えるのは「(普段は自宅にいないのに)自宅に帰りたい」だろう
ここから連想したのが、
- 自宅に徒歩で帰る装備(スニーカー、防寒対策、ライト)
- 脱出経路(低層階生活、自転車移動、スニーカー)
- 連絡手段(スマホが使えない中家族とどう連絡を取るか)
これで出来たのが防災EDCに繋がります
防災EDC〜いつも携帯できる防災グッズというムーブメント〜2024年1月現在
防災EDC〜いつも携帯できる防災グッズというムーブメント〜2024年1月現在
とこんな感じで使います。
ふんわりしている事項を炙り出せるマンダラチャート
リンク
マンダラチャートは多くの本で紹介されていますから、詳細はそちらをご覧くださいね。
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