トランギア ストームクッカーは1つの完成形クッカー
コツを掴めば完成度が高いと感じるストームクッカー。
我が家が防災グッズを選ぶ時の基準「耐風」「一体型」「小学生でも使える」に当てはまるので入手しました。
ストーム=嵐の名の通り強風吹き荒れる海辺で全く問題なく使える耐風性能が痛快なクッカーですが、
- セットなので忘れ物をし難い:標準は本体、アルコールストーブ、鍋×2、フライパン、ハンドル
我が家はオプションでパンスタンド(他社のクッカーを乗せられるので必須)と鍋蓋を入れています。
燃料とライターまで入れたら完璧ですが、なんでもストームクッカーを使うのでライターと燃料は別に持っていきます。
燃料は毎回300〜500ml使います。 - 鍋がボウルとしても優秀:カットした野菜をポンポン放り込んでおくのに便利です。
- ストームクッカーLは標準メスティンが使える:実はメスティンが入ります。ストームクッカーSは入りません。
- 他のクッカーの風防として使うことも:サイズが合えば多くのケトルやクッカーも使えます(パンスタンド使用)。折りたたみ風防とは質が全く異なるので風防のありがたみを感じます。
実用的な火力で炒め・焼き〜煮込みまで対応
今回のキャンプではカレー、けんちんうどん、チーズフォンデュをやりました。
その他、別クッカーでスモークもやりました。
焼きそばはマルチグリドルで作りましたが、ストームクッカーでも問題なく作れます。
海外の料理の作り方の1つに、
- 肉や野菜を焼いて
- スープやお酒を入れて
- 煮込む
なんてあります。
ワイン煮込みなんてそうですよね。
パスタ茹でてソースと絡めるなんてのも似てますね。
そういう料理を作りたいスウェーデンが作ったので、実用的な火力と煮込み能力を有しているのがストームクッカーなのです。
ガシガシ洗う、長く使いたいならデュオーサル
デュオーサルの鍋やフライパンは外側はアルミ(トランギアはアルミ加工の会社)、内側はステンレスという2重構造になっています。
これが重くなる原因なのですが、ガシガシ使うなら良い方向に進みます。
ストームクッカーは、
- 無垢のアルミモデル
- コーティングモデル
- ステンレスモデル
という3タイプの鍋肌をベースに4〜5種類の鍋の構成とS/Lの2サイズを組み合わせます。
軽量ならアルミ、焦げ付きを避けたいならコーティング、そしてタワシで擦りたいならステンレスという選択になります。
コーティングはいつかは剥がれたらアルミになります。
ならば長く使えるステンレスモデルにしようと選んだのがデュオーサルなのです。
何を重視するのかでおのずと決まります
普段から調理をするノンコーティングの鍋を使っているならコーティングじゃなくても良いですし、普段からあまり調理をしない鍋を焦がしてしまわないかとハラハラするならコーティングモデルなのかなと思いました。
悩ましいのもストームクッカーですね。
ガシガシ使いたい、長く使いたい、メスティンが使いたいという事で、ストームクッカーLデュオーサルを選んだ訳ですが、現在は時期もあるのでしょうがメスティンを使っていません。
それでも他の鍋は使いますしガシガシ使っています。
Lサイズは余るどころかちょうど運搬と運用のバランスが良いと感じています。
鍋はピッタリということは良くありますが、余るということはありません。
個人的なオススメはLです。
ソロ専門&バイクや登山などで極力小さくしたい人はSなのだと思います。
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