ベタだけど、なんてかんだで持っていくキャンプグッズ
我が家はキャンプ場まで決まらない半無計画スタイル
- 仕事の関係で前日または当日キャンプに行くことが決定します
- 子供の羽伸ばしを優先するので、基本的には子供が食べたいものを選びながらキャンブ場に向かいます。
- 子供とは別に本日のテーマを決めます。
これは我が家が防災訓練という名のキャンプをスタートしたのが影響しています。
日々「次はこれをやろう!」と考えていて、普段からメモったりなんとなくまとめたりしています。 - 例えばオールガスキャンプみたいな場合は別の動きになりますが、普段からいつでも行けるように定番セットを用意しています。
という感じになっています。
我が家の3つの選定基準
また防災訓練からスタートしたこともあり3つの選び方を中心に揃えています。
簡単:小学生の子供に説明なく渡し、どんな用途で使うものなのかが判断でき、説明せず使えることを優先します。コンパクトになることよりも組み立て不要や取説不要で使えるものというイメージです。
確実:氷点下でも使える、ペグを打たなくても自立する、組み立てが間違いようがない作りだったり、一体型なので部品が無くならないなど理論上使えるものを優先します。
例えばガスバーナーが便利で楽チンという声を聞きますが、冬キャンプで家族が待っている中で着火せず、鍋を温められず、冷たい鍋を食べた経験のある我が家にとってはパワーガスを使うよりも灯油バーナーの方が精神衛生上楽チンと考えます。
耐風:東京=ビル風隙間風。突風レベルの風が吹き荒れる東京、4人に1人が住み通う東京という確率の高いエリアをサバイバルするというテーマなので風は避けられません。必要なら突風でも使えるグッズを優先します。
無骨、オシャレなど多くの基準がありますが、我が家は機能に全振りです。
なので全く映えません。。。
今回はこの1年で使って固まってきた現時点の定番セットを紹介します
今回はお皿や箸などの小物は何処かに立ち寄りながら集められるものは除外。
用意しておかないと難しいグッズのみ選んでいます。
(お箸とかこだわりを持つ人には申し訳ありません。)
ランタン&スタンド
①ペトロマックスHK500:メインランタン
コールマン639Cも持っていきますが、なんだかんだで1本点けるならHK500です。
火力調整できないし、明るすぎ、炎上する、じゃじゃ馬と呼ばれるランタンですが、個人的には色味の影響か言うほど眩しくなかったり、リフレクターで横方向の光を抑えたり、アルコールでプレヒートすれば安定して着火できる、そして虫集めランタンとして優秀なランタンです。
灯油のランニングコストのメリットが言われていますが、灯油ランタン特有のゴールド系の光(コールマン639Cもゴールド)もなかなか良いですよ。
②フュアーハンド ベイビースペシャル276:リビングランタン
明るさよりも炎の形が好きで毎回持って行っています。
とにかく安定した燃焼が良いです。
満タンで朝まで灯し続けるのも良いです。
雰囲気ランタンと言われますが、それでも欲しいランタンです。
③ゴールゼロライトハウスマイクロフラッシュ:室内灯やトイレ用、防災的には全国民が持つべきライト
テントの前室、寝室、そしてトイレ用などに使います。
最近は外で使うことは減ったかもしれません。
外で使うならフュアーハンドの代わりに使います。
コンパクト、充電コード不要、懐中電灯モード&ランタンモードであるだけでなく、小学生に無言で渡してもすぐに使える使いやすさ。
明るさも必要充分。
理想的なランタンだと思います。
④UJack(ユージャック) ハンマーランタンスタンド :メインランタン吊り下げ用
3〜4kgのランタンが吊れるスタンド。
これだけで選びました。
パイルドライバー直系のスタンドはケース付きでリーズナブル。
バーナー
⑤トランギア アルコールストーブ:メインバーナー
なんだかんだでこれを使います。
基本的になんでも使えます。
⑥SOTO フュージョントレック:室内用
テント内、テント入口付近で使うときに。
ホットサンドメーカーなど、さっとやりたい時に。
⑦コールマン550B:冬のメイン〜ガスの代打、日本未発売
使えなくなった時に必ず着火できるバーナーを持っていきます。
強火からトロ火なんでもできるので細かな火力が必要な時に出します。
550Bじゃない時はオプティマスNOVAを持っていきます。
クッカー
⑧トランギアストームクッカー:メインクッカー
カレー、シチュー、チーズフォンデュ、豚汁まで基本的になんでもこれです。
何も考えないで持っていきます。
フライパンとボウルが切った野菜を入れる器としても優秀です。
⑨GHQマルチグリドル:炒め物〜焼き物で使います
焼きそばや餃子などはマルチグリドルで作った方が簡単なのでマルチグリドルを使います。
⑩KEITH チタンライスクッカー:水蒸気炊飯クッカーの決定版
最近のご飯はこれ。
楽で時短で間違いなし。
クーラーボックス
①①コールマン エクストリームホイールクーラー50QT
1〜2泊なら全部入るので便利。
本体が軽く積み下ろしが楽。
ホイール付きで引っ張るのも楽。
とにかく楽。
チェア&テーブル
①②ムーンレンスチェア:ヘリノックスの進化系チェア
たくさんのブランドから出ているヘリノックス系。
のように見えて実は全く異なるヘリノックスの進化系チェア。
フレームの構造が違っていて立った時に倒れない。
安いからという理由ではなく構造でムーンレンスを選んでいます。
組み立ても楽。
①③尾上製作所(ONOE) マルチスタンドM(リンクはS)
足を開くだけでセッティング完了。
熱いものを置いてもOK。
食べ物をひっくり返してもOK。
寝具
①④ネイチャーハイク インフレーターマット:腰痛と底冷え改善
地面に敷けるのは安定感があって良いです。
バルブを開けて放置するだけセッティング。
腰痛と底冷えが劇的改善。
①⑤ムーンレンス コット:腰痛と底冷え改善の追加グッズ
インフレーターマットの登場で使う頻度は減りましたが、腰痛と底冷えが劇的に改善されたので持っていきます。
①⑥モンベルシームレスバロウバッグ#0:子供用
モンベルの化繊シュラフ。
大きくなった子供に。
暖かくて肌触りが良くで快眠。
夜中にトイレに起こされることがなくなりました。
テントの中にたらこが転がっているようにしか見えません。
※カリンシア ディフェンス6を妻に買いました
EU軍、NATO軍で使っている軍隊御用達の化繊シュラフ。
限界温度まで表示するガチさが、異常な寒がりの妻にピッタリだと選びました。
撥水、暴風、丸洗い、センタージップでテント不要で富士山の5合目ならシュラフだけで寝られるんじゃないかと思わせるスペック。
やりませんが。
①⑦スナグパック スリーパーエクストリーム スクエア ライトジップ
スナグパックの化繊シュラフ。
シュラフでこんなに睡眠改善できるのかと驚いた商品。
冬シュラフNo.1クラスのコスパだと思います。
テント
①⑧コールマン タフスクリーン2ルームハウス エアーMDX+:ファミリー用
前室が快適。
夏テントのイメージが強いですが冬も使えます。
焚火台
①⑨ペトロマックス アタゴ:秋〜冬〜春シーズン
小学生でも火起こしできる着火性能と火の粉が飛ばない安全性の高い焚火台。
ソロストーブレンジャーと同クラスながら10cm以上低いので足元も暖かいのが特徴です。
②⓪キャプテンスタッグ 炭バサミ:安くて持ちやすい
使いやすさで選びましたが、結果的にコスパも良かった。
38cmと長尺ですが、レンジャークラスの焚火台には38cmないと厳しいです。
②①種三郎商店 GAENファイヤー・クロス
掛け敷き兼用の焚き火シート。
スリッパのそうですが、室内屋外、オンオフなど合間やつなぎ目にできる隙間やタイムラグのなさを考えている種三郎商店の考え方が素晴らしいと思います。
その他
②②パワー森林香:春〜夏〜秋に車を降りたら最初に設置する虫対策の基本
2023年は確実な虫除けと言えば結果的にこれだったというほど使いました。
5台体制で極小〜大型の蛾レベルまで仕留めます。
夜は主にHK500などの光量のあるランタンにぶら下げて1か所に集め仕留める技を発動しました。
森林香のお陰で虫除け薬を持ってはいくけど全く使わなくなりました。
それは汗で虫除け効果がなくなった時に刺されるなんてことがなくなリマした。
「どんな環境でもいつもの操作をすれば当たり前に使える」のが我が家の簡単確実
キャンプをはじめる時には考えなかったであろう、「まさかの使えない事件」
今思えば秋の終わりに初キャンプに行ったのが良かったと思います。
夏では考えられなかった問題が続出しました。
その寒い時期の経験が真夏に生かされていると思います。
一般的な簡単確実ではないかもしれません。
だけど、
- 簡単でオススメですよと言われて買ったCB缶バーナーが気温5℃を下回ると使えなった
- 安全ですよとオススメされて買ったLEDライトが氷点下でバッテリー上がりして暗闇でキャンプした
- 楽に着火できますよと買ったライターが、寒いから焚き火しようと思ったらつかなくて焚き火できず、みんなの顰蹙を買いながら夜を過ごした
これって簡単確実じゃないと思うのです。
我が家にとっては「楽に使えるけれど条件によっては使えない時もある」のが簡単確実ではなくて「どんな環境でもいつもの操作をすれば当たり前に使える」のが簡単確実だと思うのです。
オススメを聞くなら環境を伝えてみるのが良いと思います。
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