※この記事はメーカー非推奨のため、自己責任でお願いします。
先日のキャンプで、SOTOトレックマスターに100均ガス缶(ほぼブタン100%)を接続したまま、-2℃環境で運用してみました
すごい時代になりました。
-2℃になると気化不良で火がつかない場合が多いので、今回は“液燃バーナー派”なら知ってるあの方法で着火しました。
ノンプレヒート着火です。
なぜ冷えると燃えないのか?
ブタンの沸点(気化温度)は -0.5℃。
つまり -2℃では気化しない → 火がつかない → 正常動作しない が理論値。
経験則だと5℃を切るとガスはつき難くなります。
理屈はシンプルなのですが、「現場では理屈どおりにならないこともある」のがアウトドアの面白さです。
今回は“缶を倒したまま着火してしまう”ことに
トレックマスターは缶を立てた状態で着火し、20秒後に倒して運用する流れですが、今回は最初から缶を倒したまま着火します。
すると、
→ 大きめの炎上が立ち上がる
液体ガスがそのままバーナーに流れるため、生ガスに着火(液だれ着火)します。
元々、ホワイトガソリンや灯油、アルコールなどの液燃バーナーは「火だるまプレヒート」しているので、“ちょっとした儀式”をやっているみたいなもの。
バーナー部にあるジェネレーターという温めれば本燃焼するので、
「あぁ、20秒くらいで安定燃焼するかな」
という感覚。
もちろん安全ではないし推奨はできません。
だけど“知ってる人は知ってる挙動”で、炎上するとわかっていれば案外怖くありません。
言ってみれば焚き火です。
ドロップダウン真っ只中でも、“気化管が温まれば戦える”という液燃ストーブの特性を強めに感じた瞬間でした。
ドロップダウンとは?
=缶が冷えすぎて気化が止まり、液体ガスの圧力が落ち、火力がガタ落ちする現象を指します。
寒いから温かいものを食べたいのに、寒いから気化せず火が付かない状態。
最悪ですよ。
近年は虫が多く暑い夏を避けてキャンプするという人が増えてきています。
関東なら10月末〜3月上旬まで起こる現象です。
ノーマルガスは無理なので、パワーガスが良いとされていますが、過信は禁物です。
ただ、今回の実験でノーマルガスで-2℃でも運用できるのは本当にありがたいです。

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