PR

触れないタッチ決済と防災の共通点|信じたいものを信じる私たち

原則(忘備録)
スポンサーリンク

タッチ決済の不思議

最近気になって仕方がないのが、お会計時の「タッチ決済」。
店員さんの「タッチお願いします!」に対して、カードを5mm〜1cm浮かせてプルプル…。
「それ、タッチじゃないじゃん!」と心の中でツッコミを入れながら、ラーメン屋の行列が待てないせっかちな身にはなかなかの厳しい瞬間です。

タッチ=触れる」が本来の意味なのに、なぜ“触れないタッチ”を信じてしまうのか。
ここに、人の心理が隠れている気がします。

人は信じたいものを信じる

「触れなくても反応することがある」→「だから触れなくても良い」と解釈してしまう。
これは実は、人間の根本的な性質。
人は信じたいものを信じる」という性質が強く出ている例だと思います。

言い換えれば、「自分にとって都合が良い、気持ちの良い説明」を優先してしまう。
現代は指摘=○○ハラと言われかねないので、誰も否定しない、周りもやっている、となると、それが“当たり前”に見えてしまう。
まさに裸の王様です。

防災に当てはめると

防災の分野でも同じことが言えます。
目の前の状況を無視し、どこか遠くで行こっているSNSの情報を「大切な情報」──と、信じたいことだけを信じるのは危険です

だからこそ大切なのは、意見が合わない時
人と違う見方に触れることで「もしかして別のリスクがあるのでは?」と気づけるからです。
むしろ意見が食い違った方が、より多角的に考えられるチャンスになるかもしれないからです。

自分の得意分野を軸にする

奇を衒う必要はありませんが、視点が違うのは当たり前。
ならば、自分の得意分野を軸にして「自分だからこそできる防災活動」にしても良いと思うのです。
視点の多様性が、地域や家族を強くします。

触れてこそ見えるもの

タッチ決済も、防災も、触れる事が大切です。
「触れないタッチ」に甘んじるのではなく、実際に触れて確認し、多様な意見を受け入れ、自分の感覚を大切にすることが、未来の安心につながるのではないでしょうか。

Visited 3 times, 3 visit(s) today

コメント

タイトルとURLをコピーしました