秋〜冬〜春キャンプが最高!からの防災フィードバック
秋〜冬〜春キャンプが最高!と知ってから楽しいキャンプライフが送れています。
その中でも防寒対策は防災にフィードバックできることが多く勉強の日々です。
冬を中心としたキャンプは想像以上に寒いです。
断熱がしっかりしていないテントは、壁は勿論、床=底冷えが想像以上で対策をしないと寝られません。
これは避難所生活も同じで、体育館の壁はなんとかなっても底冷えは相当キツイと想像できるのです。
テント以上に大切なのが寝具といういうのは間違いありません
言ってしまえばテント<寝具という感じでお金をかけたいもの。
多少の不便はなんとかなりますが、寝られないのは致命傷ですから。
という事で子供用にモンベル シームレスバロウバッグ#0を入手しました!
この日のキャンプの最低気温は8℃。
快適でした!
子供が使ったので厳密にはわかりませんが、一度も起きることなく、寒さを感じることなく、朝を迎えていました。
寝相が悪いのでマットからはみ出ていましたが、ゴツゴツは感じたけれども、寒さは全くなかった。
むしろヌクヌクで最高だね!と話していました。
裏地を触った感じでは非常に滑らかで、私が使っているスナグパック-7℃と同等の暖かさを感じました。
そうでしょうねえ、ぐっすりでしょうねえ、という印象。
子供は表現が乏しかったり、感覚的にわからないことがあるので、今までの寝袋にハラハラしていました。
これで真冬キャンプ(雪中はやりません)も挑めそうです。
袋にグチャグチャに入れてOK
モンベルを選んだ理由は畳んだり丸めたりせず、頭から袋に突っ込めるというのも魅力でした。
ダウンの多くはグチャグチャに入れてOKですが、化学繊維のほぼ全てが畳んで丸める方式。
自分のことは自分でやってもらう、手分けして作業してほしいと考えると仕方ない出費と考えました。
モンベルには2タイプのシュラフがある
前期にスナグパックのシュラフを手にして、それまでの環境から異次元のグレードアップを果たした私のシュラフ。
子供は大丈夫と言っていたシュラフにもメスを入れようとモンベルのバロウバッグ#0を入手しました。
モンベルには、
- ダウンハガー:ダウンシュラフ
- バロウバッグ:化学繊維シュラフ
という2種類のシュラフがあります。
シーンで登場するのはダウンハガーばかりなので、ダウンハガーしかないと思われがちですが、これはモンベル=山岳メーカーというのもあるのでしょう。
山登りするからザック1つで=軽量コンパクト。
理解できます。
でも、我が家のように車でキャンプしかしない、災害用に持ち出すだけならサイズはそれほど重要ではないと思います。
登山などを除けば、実は多くのシーンで化学繊維の方がメリットがある
ダウンシュラフには「水鳥の羽」の「膨らませる効果で空気層作って」保温するので、
- 水濡れすると保温効果がゼロ:濡れると羽が閉じてしまうので空気層がなくなる
- 底冷え対策ゼロ:地面との設置面は自重で潰れるので寒い
- 高価:水鳥の羽は高級品
という問題があります。
その点化学繊維は、布団と同じなので、
- 濡れても強い:表面程度なら保温し続けます
- 潰れない:寝心地と底冷え対策をキープできる
- 比較的安価:ダウンの1/4-1/2程度
大きい、重いはありますが、多くの場面で車で運ぶ、避難所まで持っていくという用途ならば必ずしもダウンである必要はありません。
我が家では完全な高級品のモンベル。
子供の為とはいえそこまで支払える訳ではありません。
大切なのは必要な温度帯であるかです。
我が家は東京で災害に遭ったらで設定しているので、まずはそこをクリアしているかで選びます。
真冬の東京で過ごすなら快適温度-7℃、下限温度-12度は欲しい
厳冬期の東京は氷点下2℃位まで下がります。
という理由から快適温度-7℃以下のモデルを選んでいます。
シュラフには、
- 快適温度:快適に寝られる温度
- 下限温度:平均的な成人男性が丸まって8時間寝られる温度
- 限界温度:平均的な成人女性が限界まで丸まって6時間過ごせる温度(シュラフの中ではシバリング=震えでガタガタして体温維持しながら低体温症を回避できるか)。
多くのメーカーは設定していなかったりします。
という3つの温度が設定されています。
多くのメーカーは快適温度と下限温度の設定のみが多いです。
ナンガみたいなエクストリームな用途に使われるメーカーには限界温度が設定されているという感じですね。
シュラフの温度表示はメーカーオリジナルの場合が多く、実際には+5℃〜10℃して見たほうが良いとされています。
現実にスナグパック-7℃で、気温4℃で寝た時に暑いということはなく快適に過ごせました。
氷点下までは快眠できるかなと予想しています。
#0の上はEXPしかありません〜東京の冬は想像以上に寒いです
モンベルには#5、#3、#2、#1、#0、#EXPというラインナップがあります。
- #5に行くほど夏向き、#EXPに行くほど厳冬期向き(高地)
- #5に行くほどコンパクト、#EXPに行くほど大きい
- #5に行くほど安価、#EXPに行くほど高価
今回、紹介した#0は下から2番目です。
東京の真冬で下から2番目という事実に目を向けて欲しいです。
東京は決して暖かいエリアではありません。
むしろ底冷えが気になる、特殊な寒冷地という解釈です。
正直真夏はタオルケットでも良いのです。
ですが、真冬は命がけな時期だということをご理解ください。
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