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ガスが出ない!? 冬の災害・キャンプで役立つカセットボンベの秘密と対策

ドロップダウン対策〜5℃以下の盲点
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停電対応&コードレス備品の1つカセットボンベ

カセットボンベ(CB缶)は、災害時やキャンプなど、停電など電気が使えない時にあると便利なグッズの1つ。

我が家は100均などで手軽に入手できる安いガス缶を8本〜20本程度用意しています。
100均に行った際に不足分を補充するようにしています。

CB缶の使用期限とストック管理

カセットボンベには製造日(缶底に西暦年月日で記載)があり、一般的に製造から7年以内が使用推奨期限とされています。
期限を過ぎて使えない状態になるのは避けたいところ。
普段あまり使用しないご家庭でも、適切に計画を立ててストックを回転させれば無駄なく使い切ることができます。

項目内容
保存期限製造から約7年以内
保存場所直射日光を避け、冷暗所で保管
必要本数災害時を考慮して8本〜20本程度のストック

気温が低いと使いにくい?CB缶のドロップダウン現象

CB缶には主に3種類のガスが使われていますが、特に100均のボンベはブタンガスがメインです。
ブタンガスは安価である一方、気化温度が-0.5℃と比較的高く、気温が低いとガスが気化しにくくなる「ドロップダウン現象」が発生します。
これは特に気温5℃以下で顕著に現れるため、秋〜冬の寒い季節や、夜間のキャンプ場でボンベが使いにくくなる可能性があります。

特に10月下旬から寒さが増してくる季節では、CB缶のパフォーマンスに影響が出始めることを念頭に置いておきたいです。

対策:寒冷地用ガスボンベを準備しよう

秋〜冬〜春のキャンプや災害対策として、寒冷地用ガスボンベの導入がおすすめです。
寒冷地用ガスボンベには、ブタンに比べて気化温度が低いイソブタンや、さらに低いプロパンガスが含まれていることが多く、寒い環境でも安定して使用できる利点があります。

ガスの種類気化温度特徴
ブタン-0.5℃100均ボンベに多く、安価だが寒さに弱い
イソブタン-11.7℃寒冷地向け、安定した性能
プロパン-42.1℃極寒地でも使用可能、価格は高め

冬の災害時には他の燃料も検討

ガスボンベは便利ですが、万能ではありません
特に寒さが厳しくなる1〜2月の厳冬期には、室内でもガスがうまく使えない場合があります。

そんな時のために、我が家ではガスに頼りすぎず、灯油バーナーアルコール燃料などに切り替えてしまいます。
これらの燃料は、寒冷地でも安定して使えるため、冬場のキャンプや災害時に心強いアイテムとなります。

夏と冬では使えるカセットボンベが違います

  • カセットボンベ(CB缶)は災害時やキャンプに便利だが、気温による制約を理解しておくことが重要。
  • 5℃以下でガスの気化が悪くなるため、寒い季節には寒冷地用ガスボンベを用意しておくと安心。
  • 災害時のために適切なストック管理を行い、使用期限内に使い切れるよう工夫することが大切。

これから寒さが厳しくなる季節、備えを万全にして冬のキャンプや災害対策に活用してみてはいかがでしょうか?

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