手持ちのバッテリー3機種を比較します!
キャンプや災害時の電源確保において、様々なバッテリーが選択肢となります。
我が家の考え方はモバイルバッテリーであってもポータブルバッテリーであってもUSBで繋がるものだけという考えをしています。
というのは調理器具や暖房などの熱系電源をバッテリーで賄うのは現実的ではないと考えています。
バーベキューで数時間ポータブルバッテリーならば良いと思いますが、災害時のようにいつ復旧するのかわからない状況で熱系家電はリスクが高いと考えます。
また持ち歩けないサイズと重量も気になるところです。
将来山の中に住むとなったら大型バッテリーも検討しますが、東京に住む以上、移動できないのは致命傷です。
そういう基準で選んだ、Anker 347 Power Bank (PowerCore 40000)、Anker PowerCore Essential 20000、EcoFlow River Proの3つのモデルを比較し、それぞれの特長と用途に応じた選び方を紹介します。
スペック比較
特徴 | Anker 347 Power Bank (PowerCore 40000) | Anker PowerCore Essential 20000 | EcoFlow River Pro |
---|---|---|---|
容量 | 40000mAh | 20000mAh | 720Wh |
重量 | 約920g | 約342g | 約7.6kg |
寸法 | 180 x 82 x 82 mm | 158 x 74 x 19 mm | 28.9 x 18 x 23.5 cm |
ポート | USB-Cポート (入出力対応) x2, USB-Aポート x2 | USB-Aポート x2 | USB-Cポート x1, USB-Aポート x3, ACコンセント x2 |
出力 | 最大100W | 最大18W | 最大600W (サージ時1200W) |
充電時間 | 約4.5時間 (65W充電器使用時) | 約6.5時間 (10W充電器使用時) | 約1.6時間 (600W充電器使用時) |
各モデルの特長と用途
Anker 347 Power Bank (PowerCore 40000)
- 特長: 大容量(40000mAh)で複数デバイスの長時間使用が可能。USB-Cポート2つに対応し、最大100Wの出力があるため、ノートパソコンなどの充電も可能。
- 用途: 長期キャンプや災害時のバックアップ電源として最適。スマホやUSBデバイスの充電を頻繁に行う場合に特に有用。
Anker PowerCore Essential 20000
- 特長: 軽量(342g)で持ち運びやすく、20000mAhの容量があるため、スマホの充電に最適。USB-Aポート2つを備え、シンプルな設計。
- 用途: 短期間のキャンプや日常使いに最適。コンパクトで軽量なため、日常の持ち運びにも便利。
EcoFlow River Pro
- 特長: 720Whの大容量で、ACコンセントも2つ備え、最大600Wの出力が可能。USBポートも豊富に備え、充電時間が非常に短い。
- 用途: 大規模なキャンプや災害時の主要な電源供給として最適。電力消費の多いデバイスや、家電製品の使用が必要な場面に適している。
使用感と選び方
Anker 347 Power Bank (PowerCore 40000) を使用してみると、その大容量による安心感と、長時間の連続使用が可能である点が魅力です。特にキャンプでUSB扇風機やスマホを充電する際には重宝します。ただし、920gという重量は災害時に持ち運ぶ際に少し不便かもしれません。
Anker PowerCore Essential 20000 は、軽量で持ち運びが容易な点が最大の魅力です。日常使いにも適しており、2泊3日のキャンプでも十分に活躍します。充電速度も比較的速く、使い勝手が良いです。
EcoFlow River Pro は、非常に大容量でありながら、短時間で充電が完了する点が特筆すべき特徴です。重量が7.6kgと重いですが、その分の電力供給能力は抜群で、家電製品も使用可能なため、大規模なキャンプや災害時のメイン電源として最適です。
結論
選ぶ際には、使用シーンや必要な電力量を考慮することが重要です。
- 日常使いや短期間のキャンプには、Anker PowerCore Essential 20000 が最適です。
- 長期間のキャンプや災害時には、Anker 347 Power Bank (PowerCore 40000) が安心感を提供します。
- 大規模な電力消費が必要な場合には、EcoFlow River Pro が最も適しています。
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