ちょっと珍しい焚火台に出会ってしまったので思わず入手した、「Brooklyn Works(ブルックリンワークス) ファイアーピット」について説明しますね。
入手した目的はもちろん強風に滅法強い二次燃焼焚火台だから
毎度の事で恐縮なのですが、最初に説明しなくてはいけないのが、我が家は東京の防災からスタートしたキャンパーだということです。
東京=ビル風、強風。
強風というキーワードを満たすのが二次燃焼。
二次燃焼タイプの中でも完全燃焼タイプが良いのです。
ビル風、強風の中でも暖が取れ、篝火になる、その上でお湯が沸かせればバッチリ。
そういう意味では火を育てるという概念はないと思います。
キャンプで言えばソロストーブレンジャーで豪快に燃やしたい属性です。
Brooklyn Worksファイアーピットはブルースカイタイプと勝手に呼んでる二次燃焼焚火台です。
強風の日でも安心して使える設計で、キャンプやアウトドアだけでなく、災害時の暖房としても大活躍します。
どんなシチュエーションでも頼りになると思います。
燃え残った煙=ガスを燃やし尽くす二次燃焼技術
二次燃焼って聞いたことありますか?
一度燃えた煙やガス(一般的には焚火時に出る白煙や黒煙=一次燃焼)が再度燃焼(=二次燃焼)することで、完全燃焼を実現する技術です。
このおかげで、少ない薪でもしっかり燃えて、灰や煙がほとんど出ないのが特徴です。
結果、炎がクッキリ鮮明に見えるのが良いですね。
乗せるだけの簡単組み立て
Brooklyn Worksファイアーピットは、限りなく一体型で組み立てが超簡単。
パーツは本体(燃焼部)と台(灰受け)の2つだけ。
台に本体をポンっと乗せるだけで、あっという間に準備完了。
時間にして20秒くらい。
かなりカッコ良いです。
とにかく豪華に燃えます
最近は小学生の子供が薪を組み着火するのですが、小学生でも問題なく着火できるのは凄いですよね。
焚火台が温まると、びっくりするくらい豪快な炎が立ち上がります。
酸素供給がしっかりしているので、熾火でも炎が出るほど。
そして、灰が少なくて掃除も楽チン。
我が家の人気のペトロマックスアタゴよりも完璧な燃焼が楽しめます。
色々使える燃料
今回のレビューでは薪を使いましたが、ペレットや炭火も使えます。
特にペレットはさらに陰影の深い豪快な燃焼が楽しめそう。
燃え尽きた灰は台に落ちるので酸素供給が妨げられず、常に安定した燃焼が楽しめます。
丸1日燃焼させても灰が溜まらない構造
二次燃焼焚火台のデメリットの1つに二次燃焼口の吸気は非常に安定しているものの、一次燃焼=下部から吸気が灰で詰まり、徐々に燃焼が不安定になる問題があります。
Brooklyn Worksファイアーピットは灰受けが別になっているので一次燃焼が恐ろしく安定しています。
長時間使っても燃焼スピードにムラがありません。
寒い季節や夜のキャンプで、暖かさが長続きするのは嬉しいポイントですね。
足元を温める低いデザイン
このファイアーピットは背が低めなので、足元まで暖かさが届きます。
寒い夜のキャンプでも、しっかりと暖を取ることができます。
現段階で完璧な二次燃焼焚火台の1つだと思います
- パーツが少なく、組み立て簡単
- 二次燃焼焚火台の中では背が低いので足元も暖かい
- 下に熱が伝わりにくい構造のため、地面へのダメージが少ない
※耐熱シートは必要です - 薪、ペレット、炭、オガライトなどウッドストーブで使える燃料はほぼ使える
- 簡単着火
- 豪快でクリーンな炎
- 強風に滅法強い
- 燃えカスによる目詰まりが殆どないので一次燃焼が安定。
結果、薪20束燃やしても燃焼が安定 - 完全燃焼系なので、殆ど灰が出ない
など、考えられる大まかな問題はクリアされている完成度の高い焚火台だと感じました。
唯一のデメリットはやはり大量の燃料が必要と言うことでしょう。
そして燃えカスによる目詰まりが殆ど起こらないので連続燃焼させがちになるという事も。
いやあ完璧な焚火台を見つけてしまいました。
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