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「民間防衛」という本に唸り絶句。。。スイスが考える中立という名の覚悟を読みたい

コラム
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まずは1ページだけ読んで欲しい

中立の国・スイスが国民全員に配っている本に思わず唸り絶句してしまいました。。。

自助・共助・公助・何故防災が普及しないのか?なんて記事を書いてますが、言ってしまえば個人の価値観でしかありません。

ただ、度々訪れる大地震で繰り返しているのを見ていると、明日は我が身。
極力迷惑をかけたくない、救助するエネルギーを他の人に割いて欲しいと思うばかり。

みんなを助けるなんてこのサイトでは言いません。
助けよう!なんて呼びかけもしません。
そんな力もなければ約束もできません。

ただ、自助が成功すれば残った共助、公助で他の人を助けることができます。

人は相手の心を変えようと試みますが、相手の心は変わりません。
変えるのはいつも自分です。
だから当サイトではあ〜でもないこ〜でもないとトライアンドエラーを繰り返しています。

そんな事をしていると衝撃と出会うのです。
それがスイス政府が出している「民間防衛」という本です。
なかなか衝撃的です。

中立とは何か、中立とは覚悟を決めるということを明確に説明している

1ページから衝撃の連続です。
とてもしみじみしてしまいサラサラと読み進められない内容です。
何故ならスイスの覚悟についての話をしているからです。

とにかく冒頭の1ページだけ読んで欲しいです。
スイス連邦法務警察長官の言葉が重い。

響けば読み進めていけば良いですし、響かなければそれも良いのです。

災害が起こったら何を揃えれば良いのか?よりも大切なことのオンパレードです。

色々と防災について言われていますが

備えなくてもいい。
この本を読んでくれれば良い
と思います。
ただ、この本はスイスについて書かれているので、

  • 日本のスタンスではないし
  • 日本がやれといった訳ではないし
  • 多くの共感が得られるかはわからないので自主活動として

取り組むってことになります。

冒頭でも話しましたが、自分は変えられるけど、他人は変えられません。
じゃあ他人が変わらないのなら自分は変わらなくて良いのは違います。

言葉は悪いのですが、相手に期待せず自分から取り組むということ。
だけど、自分から変わっていけば相手は追従する可能性があります。

公助(国の助け)は決定に時間がかかり、大局的な対応になります。
共助(地域の助けあい)は自主的に進むため、個々の環境や状況により大きく変動し、時には壊れます。

その点自助(自分でなんとかする)は自分好みにカスタマイズできるが状況によっては予算がかさむ場合がある。
まずは自助を育て、その上で公助の力を借り、共助で手を貸すという当サイトのスタンスで良いのだなと感じています。

もう少し読み込んでみようと思います。
防災者なら知らないのはまずいんじゃないかと思う内容なので是非手に取ってみてはいかがでしょうか?

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