災害時にはUSBで使える機器だけ、AC100Vは切り捨てるという考えとその理由
バッテリー使ってますか?
我が家にはモバイルバッテリーとポータブルバッテリーがありますが、結論は災害についてはモバイルバッテリーだけで良いなと感じています。
これは決してポータブルバッテリーがダメという事ではありません。
むしろ使ってみて有能だなと感じます。
ただ、使えば使うほど災害向きというよりも平時に役立つイメージなのです。
災害向きと言われるポータブルバッテリーの使用イメージを想像すると、
- 加熱器具を使ったらどんなに大容量でも無くなる(最大容量だとしても3日は持たない)
- つまりポータブルバッテリーを長持ちさせたいなら、AC100Vを使わずUSBの器具だけ使う。
- また大きさと重さを考えたら大容量モデルほど動かしにくい
持ち歩き先が避難所や野原だとしても難しいし、一緒に電熱機具を持って行くのも難しい。
ただ、キャンプは車で持っていけば良いので使いやすいと思います。 - 物理的には700Whモデルまでじゃないかと思います
これ以上の大きさなら車が付いているモデルか台車に乗せて移動させるのが現実的。
つまり、ポータブルバッテリーは「平時」で「動かさない」用途に向いていると思います。
デイキャンプやベランダなどでホットプレートを使いたいならアリだと思います。
ソーラーパネルがあるじゃないか!という意見もあると思いますが、ピーカンじゃないとしっかり充電できないという難点があります。
火山が起こると気温が下がり、天候が崩れることが多いということを想像するとしっかり充電できるかわかりません。
AC100Vの呪縛から解き放たれたモバイルバッテリーの気軽さが良い〜スマホは災害時にダウンしやすい
倒壊しなければ良いですが、倒壊してしまったら避難しなければなりません。
その状況でポータブルバッテリーと電化製品を持って逃げられるのだろうか。
単純な停電やブレーカーが落ちたのならポータブルバッテリーは活躍しますが、逃げるとなると高性能で安心と言われるポータブルバッテリーほど、逃げ遅れる可能性があります。
そもそもスマホは災害時にダウンしやすい。
理由は、
- 基地局の電源不足によるダウン
アンテナが動かないのだから電波は飛びません。 - トラフィックの増加によるダウン
非常時にスマホを使うことによるパケットの大渋滞によりダウンします。
災害が起こるとなんでダウンするんだ!という声が出ますが、自分が使わなければダウンは回避できるという事実に気づかなければいけません。
「何かの時に」というAC100の呪縛から離れることで、自宅待機も避難所生活も楽になるのだと思います。
正解はないけれど、逃げるという選択肢を持っていたい
倒壊しなければ良いけれど、最終的には逃げるという判断をしたい。
逃げるならポータブルバッテリーと電化製品を持って逃げるのは厳しい。
これは東京ならではの判断だと思います。
実家ならどこの家も庭があります。
物置もありますから、防災道具を入れておけば、物置が倒壊してもなんとか引っ張り出せるでしょう。
車に積んでおくという選択もできます。
それそれのエリアや環境で決まるバッテリー。
無視できない問題ですから奥が深い話だと思います。
私は気に入っているバッテリーはこれ!
2年以上使っていますが、買い替えのタイミングがないほどの完成度です。
容量から想像すると軽量コンパクト、そしてリーズナブルです。
2泊3日のキャンプでも使い切ったことがない優秀なモデルだと思います。
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