家族全員で避難所を確認していますか?
災害は突然起こります。親が仕事中、子どもが保育園や小学校にいるとき…
そんなとき、「どこで、どうやって再会するか」が家族の中で決まっていますか?
我が家では、避難所に家族で実際に行き、「ここ!」と触って確認することを習慣にしています。
子どもでもできる実践的な防災トレーニングとして、避難所を「タッチ」する方法をご紹介します。
なぜ「避難所タッチ」が効果的なのか?
視覚・触覚・聴覚で記憶に残る
「あの辺」ではなく、「ここ」と具体的な場所に触れることで記憶が強化されます。
例えば公園なら、「この杭の前」「この滑り台の下」と決めておくのが大切。
📌 子どもにとって、手で触った場所は記憶に残りやすいのです。
子どもはわかっている!小さいから無理、は大人の思い込み
保育園児や小学生低学年でも、防災の意識は十分に育ちます。
- 普段から親の話を聞いている
- ケンカの内容まで理解している
- 自転車に子供を置き去りにして買い物に行っているのも記憶している
つまり、子どもは「状況を把握して行動する力」を持っているのです。
年齢で判断せず、1人の人間として接することが防災教育の第一歩です。
【実践方法】家族で避難所をタッチしよう!
①避難所の場所を確認
まずは家族で避難所を歩いて訪問しましょう。
できれば、平日・休日・夜間など複数の時間帯に確認するのが理想です。
②目印に“タッチ”して決定
「この看板」「この杭」など、明確な目印に実際に触れながら「ここが集合場所だよ」と話します。
③子どもに案内させてみる
数日後や週末に、子どもに「避難場所を案内してごらん」と任せてみましょう。
記憶の定着にもなり、自信にもつながります。
ゴールさえわかれば、防災は教えてくれる時代
現代はスマホやネットで、やり方もすぐに調べられる時代です。
カーナビと同じように、「どこに行くのか」が決まれば、あとは手段がついてきます。
✅ どうしたら?と止まる必要はありません。
✅ ゴール=避難場所、を家族で共有しましょう。
防災は総力戦。家族の“意識”が最大の備え
「誰かがなんとかしてくれる」ではなく、「自分たちで動く」ことが防災の本質です。
そして子どもも、小さな仲間として信頼し、任せることで成長していきます。
今日からでも始められる「避難所タッチ」習慣。
ぜひ、あなたのご家庭でも実践してみてください。
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