ありそうでなかった寒冷地用CB缶「SOTO CB TOUGH 220 ST-712」
以前、初めての家族キャンプで寒さに震えながら鍋を作ろうとしたものの、ガスの火力がどんどん弱くなり、ついには鎮火……。
その夜の寒さと空腹は、今でも忘れられません。
後から「ドロップダウン現象」だと知り、以来、トラウマ的に液体燃料バーナーを使ってきましたが、やはりガスも使いたい。
そこで目をつけたのが、ガス圧を自動調整してくれるマイクロレギュレーター付きフュージョントレックSOD-331、そして寒冷地対応のCB缶 「SOTO CB TOUGH 220 ST-712」 です!
CB缶は缶の構造(剛性)の問題で圧がかけられないのでイソブタン位までしか入れられまれん。
となると-5℃位までが実用となってしまいます。
東京でも氷点下に入る日はあるので、安定運用を求めるなら-7℃位まで実用域にしたい。
そんな時に嬉しいガス缶SOTO CB TOUGH 220 ST-712が発売されました。
プロパン入りです!
まだ実際に使っていないのでレビューは後日になりますが、次回のキャンプで試すのが楽しみです。
防災用としても期待できますね。
SOTO CB TOUGH 220 ST-712の特徴
冬キャンプでも使える耐寒性能
従来のCB缶よりも耐圧性の高い容器を採用し、-5℃の環境下でも安定した火力を発揮。
これはSOTOのOD缶と同等クラスのガス配合によるもの。
一般的なCB缶は寒さに弱く、気温が下がると火力が落ちてしまうことが多いですが(5℃以上が実用)、「CB TOUGH 220 ST-712」なら冬でも快適に使用可能!
コストパフォーマンスに優れたCB缶
OD缶と同じように寒冷地で使えるにも関わらず、価格はCB缶並み。
コストを抑えながら、寒い環境でも使えるのは嬉しいポイント!
安全性の高い耐圧容器を採用
通常のCB缶と比べて容器の肉厚を増し、耐圧性を向上。
夏場の高温時でも安全に持ち運べるので、年間を通して使用可能。
新設計の「Shell Cap(シェルキャップ)」付き
CB缶のノズルをしっかり保護する新設計のキャップ。
パッキング時に外れにくく、使用時には底面に取り付けられるため、キャップを無くす心配なし!
SOTO CB TOUGH 220 ST-712のスペック
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 直径65×高さ186mm(キャップ含む) |
重量 | 約334g |
容量 | 220g |
成分 | 液化プロパン、液化イソブタン、液化ノルマルブタン |
生産国 | 日本 |
LPガス・イソブタン・ブタンの違いと気化温度
一般的なガス缶には、以下の3種類のガスが使われています。
ガスの種類 | 特徴 | 気化温度 |
---|---|---|
プロパン | 低温環境でも気化しやすいが高圧 | 約-42℃ |
イソブタン | 標準的なアウトドア用ガス | 約-11℃ |
ノルマルブタン | 気温が低いと気化しにくい | 約-0.5℃ |
「SOTO CB TOUGH 220 ST-712」には、これら3種がバランスよく配合され、外気温の影響を受けにくい設計になっています。
防災用にも最適!
冬キャンプだけでなく、停電や災害時の備えとしても「SOTO CB TOUGH 220 ST-712」は活躍します。
寒冷地でも使えるため、いざという時の暖房や調理用として確保しておけば安心です。
一番熱が欲しい厳冬期に嬉しいCB缶
次回のキャンプで実際に使用し、詳しいレビューをお届けしますのでお楽しみに!
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