3度目の正直で手に入れた「曰く付き」ストーブ
DeeRaceという台湾製のアルコールストーブ、少々ドラマチックな導入です。
輸入手続きのミスで最初の2回は紛失、そしてようやく3度目の正直で手元に届きました。
しかし、到着した商品は何やら「歴戦の勇者」といった風情。
支柱が曲がり、傷も目立ちますが、「ここまで来ただけでもヨシ」と開封してみることにしました。
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驚きのサイズ感:まさかのルービックキューブサイズ
開封してまず目を奪われたのがそのサイズです。
ルービックキューブとほぼ同じ大きさ。
正直、こんな小さなサイズからどれだけの火力が出るのかと半信半疑でしたが、次に目に入った「デュアルコイル」が期待を膨らませます。
シングルコイルでもかなりの火力が出せるアルコールストーブが多い中、デュアルコイルならその分、より強力な燃焼を期待できるのではないでしょうか。
燃焼テストの記録:静かに燃える効率的な炎
このDeeRace、重量やアルコール容量などまだまだ謎が多いので、まずは15mlのアルコールを入れて燃焼テストしてみました。
- 0秒: 着火。なかなか火がつかず少し苦労しました。
- 20秒: ようやく着火。しばらくプレヒート状態が続きます。
- 5分10秒: 本燃焼に突入!太く安定した炎が立ち上がり、音も静かで「スーッ」というだけの心地よい燃焼音です。
- 7分15秒: 炎がさらに勢いを増し始めます。
- 10分30秒: 炎が鎮火に向かい始めます。
- 15分20秒: 消火が間近に。
- 18分30秒: 完全に鎮火。
燃焼が長持ちするだけでなく、シングルコイルよりも静かな点が印象的でした。
「効率」という言葉がピッタリくる燃焼時間と安定した炎。
見た目の大きさに反して静かで長く燃えるこのストーブは、大型の五徳付きなので、数リットルの湯を沸かすのにも向いていそうです。
まだまだ謎が多いDeeRaceの実力
DeeRaceアルコールストーブは、最初のインパクトこそボロボロの状態でしたが、使ってみるとその性能に驚かされました。
謎めいた点が多いこのストーブ、引き続き使い込みながらその真価を探っていきたいと思います。
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