11月5日は「津波防災の日」です。
この日は、地震や津波から身を守るための意識を高め、私たち一人ひとりが実践できる対策を考える機会です。
近年、日本では大規模な地震による津波の被害が相次いでおり、対策の重要性が高まっています。
海抜表示をチェックしよう
街や海沿いを歩いていると、「海抜〇m」と書かれた表示を見たことはありませんか?
この「海抜表示」は、津波が発生した際の避難計画を立てるために役立ちます。
普段よく通る道や家の周囲の海抜を知っておくことで、いざというときに迅速に行動できます。
まずは最寄りの海抜表示を確認して、避難ルートをシミュレーションしてみましょう。
参考)海抜の目安
- 安全:海抜10M以上
- 注意:海抜5M〜10M
- 要注意:海抜〜5M
避難場所の確認と緊急連絡先の準備
津波発生時には高台や指定された避難場所にすぐ向かう必要があります。
自宅や勤務先からの避難ルートを確認し、家族や同僚とも共有しておきましょう。
また、緊急時の連絡手段や安否確認方法も決めておくと安心です。
地域の津波警報サイレンや緊急速報を確認
地域によっては、津波警報を発信するサイレンや、スマホで受け取る緊急速報が設定されています。
これらがどのように作動するのかを事前に確認しておくと、いざというときに役立ちます。
「津波てんでんこ」の教訓を忘れずに
「津波てんでんこ」は、「津波が来たら、まず自分の身を守ることが最優先」という教訓です。
家族や周囲の人を助けたい気持ちはありますが、まず自分が安全な場所に避難することで、さらに多くの人の安全も確保できます。
非常持ち出し袋の準備
地震後に津波が来る可能性がある場合、すぐに移動しなければなりません。非常持ち出し袋には、懐中電灯、バッテリー、常備薬、水などの基本的なものを入れ、すぐに持ち出せるようにしておきましょう。
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他の防災関連の日のリスト
- 1月17日:防災とボランティアの日(阪神淡路大震災をきっかけに設立)
- 3月1日:防災の日(韓国)(韓国での防災意識を高めるための日)
- 3月11日:防災意識を高める日(東日本大震災の教訓を忘れないため)
- 9月1日:防災の日(関東大震災を教訓に、日本全国で防災訓練が行われる日)
- 10月19日:イタリア防災の日(イタリアでの災害対策の重要性を啓発)
防災は日常の中に取り入れることで、万が一の際に落ち着いて行動できます。
11月5日の津波防災の日をきっかけに、改めて自身の周囲を見渡し、備えを整えましょう。
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