建築現場で見かけるタイベックシート
数十年前に建築現場に出入りしていた時代によく見かけたタイベックシート。
出入りしていたものの、建築関連の仕事だったので、先輩に聞いても「丈夫な紙みたいな布だよ」程度の説明。
みんな知らない謎のシートで「そうなんだ」と、先に行く先輩についていくので必死な新人の私。
そんなタイベックシートにまた出会うとは!
ULキャンパーの間ではグラウンドシートとしてお馴染み?らしく、どうやら、軽量・耐久性・通気性・耐水性・引き裂き強度・印刷できるらしい。
通気性と耐水性!なるほど木材と相性良さそうですね。
アウトドアはシートに始まりシートで終わる?
キャンプもそうですが、避難時に必要なシート。
使用しているブルーシートはとても丈夫で耐水性に優れていますが、重くてなんとか出来ないものかと思っていました。
極論ですが、アウトドア(災害)ってシートに始まりシートに終わるのではないかと。
地べたにシートを敷いてコンビニのおにぎりを食べる、これで十分アウトドアですよね。
今でこそチェアとか使っていますが、芝生や原っぱの上にシートを敷いて座るというのがアウトドアの原風景なのではないでしょうか。
そう思うともうちょっとシートを考えてもいいなと感じました。
最終的に持っていけるのはシートだけなのかもしれません。
タイベックシート気になります!
タイベックにはクッション性はない
一方でタイベックのデメリットと言えばクッション性がないということ。
ペラッペラのシートですから当然ですよね。
せっかくなのでクッションも考えてみます。
マットと言えばアウトドアマットやヨガマットですが、これって何で出来てるのだろうと思ったら、ウレタンフォームやポリエチレン系になるのですね。
マットは勿論、寝具やソファーなどの家具、クーラーボックスなど幅広く使われていますね。
断熱まで考えるとEVAフォーム、低反発ウレタンスポンジ、高弾性ウレタンスポンジが良さそうです。
- EVAフォーム:ポリエチレンの仲間で復元性が高いそうです。軽量・柔軟性・耐薬品性が高のが特徴。キャプテンスタッグのEVAマットのEVAですね。
- 低反発ウレタンスポンジ:ウレタンの仲間です。荷重を加えるとゆっくり荷重を吸収し回復します。気持ち良いのですが、腰痛持ちや重量級には厳しいかもしれません。
- 高弾性ウレタンスポンジ:ウレタンの仲間です。弾力性が高くヘタリにくいのが特徴です。国内では主に椅子やソファなどに使われています。立ったり座ったり、腰痛持ちや重量級には相性が良いと思います。
素材で調べると格安で手に入る可能性も
食品表示で原材料が調べられる時代ですから、シートでも材料は調べられます。
専用品ではなないものの、元々は同じものですから、大きな違いはないと思われます。
燃料用アルコールやハッカ油(=ミントオイル)などが分かりやすいですが、薬局で変えるものの多くはとってもリーズナブル。
建築資材などもそうですよね。
コストが気になるのであればそういう選択もあるんですよね。
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