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カートリッジガスの沸点とドロップダウン現象について(CB缶/OD缶)

ドロップダウン対策〜5℃以下の盲点
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ガスの沸点(着火温度)

  • ブタン:-0.5(コスト安)
  • イソブタン:-11.7(コスト高)
  • プロパン:-42.09(圧力高)

基本形

  • CB 缶/OD缶は基本的にブタン>イソブタン>プロパンの比率で配合されている
  • プロパンはコストに加えてガス缶の内圧が上がるためごく少量の配合。100均のガス缶にはコスト安のブタン、寒冷地用のガス缶には沸点が低いイソブタンを多め配合するためコストアップする。
  • CB缶よりもOD缶の方が内圧に耐えられるのでプロパンを多く配合している場合が多い

ドロップダウン現象(ガスが低温化により気化しにくくなり火力が落ちる、着火しなくなる現象)

  • ガス缶の中には液体ガスが入っており、ガス缶の外に放出された時に気化し燃焼する
  • 沸点を下回るとガスが気化しにくくなり、トロ火又は鎮火してしまう
  • 更に液体ガスが気化する時に気化熱により缶の熱を奪ってしまう為、気化しにくくなる。
  • その為、ノーマルガス缶は5℃を下回るとドロップダウン現象が起こり始める
  • ガスライターも同じ原理

ドロップダウン現象の回避

  • ガス缶を手で温める
  • 寒冷地缶を使う
    イソブタンは-5℃位からドロップダウン現象がスタートする
  • SOTOのマイクロレギュレーターシリーズを使うと気化熱分はカバーしてくれると言われている
  • ホワイトガソリン、灯油などの液体燃料を使う
  • ライターならマッチやオイルライター(ジッポなど)を使う
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