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キャンプでも災害でも使える寝具について〜防災グッズとしての寝具を考える

アウトドアマットは寝心地と底冷えを改善する
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今回はキャンパーさんなら知っているネタ。防災を考える人にとっては知っていて損はないと思います。

数十年ぶりに復活したキャンプで知り、驚いたものの1つに寝具があります。
寝袋はみなさんご存知だと思いますが、キャンパーには寝袋以外の寝具があるのをご存知でしょうか。

ということで災害時にあったら絶対良いよね、というキャンプ寝具を紹介します。

寝袋だけではないキャンプ寝具の世界

寝袋以外の寝具というのは、

  • キャンプマット(敷布団、マットレスに相当)
  • コット(ベッドに相当)
  • 防災毛布

などがあります。
確かに寝袋なら体全体を包んでくれるので暖かいのですが、キャンプで場でテント+寝袋だけで寝ると、

  • 地面のゴツゴツ
  • 底冷え

に悩まされます。

キャンプマットは敷布団

キャンプマットは言ってしまえば敷布団。
家の床にそのまま寝たら痛いでしょう?

避難先が体育館だとしても痛いだけでなく、底冷えも相当なもの。
敷布団に相当するのがキャンプマットです。

キャンプマットは3タイプあります。

  • ウレタンフォーム
    パタパタと折り畳むタイプで広げてそのまま使えるのがメリット。
    膨らませなくていいので、萎んでしまうこともありません。
    デメリットは底冷えやゴツゴツに対しての効果はそれなりです。
    厚みが1cm〜2cmですから仕方ない部分はあります。
  • エアー
    マットの中では一番小さく軽量
    底冷えやゴツゴツの吸収もバッチリです。
    登山者が使っています。
    デメリットは膨らませているので穴が開いたら使えなくなることです。
  • インフレータータイプ
    エアータイプの中にスポンジのようなものを入れ、自動で膨らませるタイプです。
    3タイプの中では一番設計が新しく、厚み10cmなんてモデルもあります。

    穴が開いてもエアータイプのように効果ゼロにはならず多少は和らげてくれます。
    デメリットは大きいこと。
    厚みが増せばさらに大きくなります。

個人的にはインフーターマットが一番体が楽で良いのですが、気楽さならウレタンフォームマットが良いです。
劇的に変わります。

コットは体を地面から浮かし、ゴツゴツと底冷えを物理的に切り離してしまうベッド

コットはマットに比べるとわかりにくいのですがキャンプベッドです。

普段は布とポール類に分かれていて現地で組み立てます。
マットは地面からの情報を遮断しますが、コットは物理的に浮かすという特徴を持ちます

地面のゴツゴツと底冷えが簡単に解消できます。

  • メリットはゴツゴツと底冷えを物理的に解消したり、包み込まれるような寝心地になること。
  • デメリットは地面から切り離してしまうとは言え、布1枚で浮かすのでコットの下を風が吹き抜けます。
    これにより底冷えを感じる事があります。
    また宙に浮いているのが落ち着かない人もいるかもしれません。

ただ、寝心地は結構衝撃でした。
全てまとめて解決してくれる破壊力がありました。

夏はコットとタオルケットだけで良かったりしました。
ただ、使用頻度を考えると「マット>コット」だったりするので、インフレーターマットを入手してからはコットの出番が減りました。
全体の荷物が減ったらコットの頻度も増えてくると思います。

冬の寒さ、夏の暑さに対応しないと命に関わる

多死社会で混雑する火葬場、2週間待ちも 葬儀にどう備える? #老いる社会
冬場は死亡者が増えるため火葬場の忙しさもピークに達し、火葬に2週間待つケースも出ている。また国内の死亡者数は増加傾向で、高齢者の死亡者数が増加し人口減少が加速する「多死社会」が進んでいる。葬儀を巡る問題や備え方はどうすればよいのだろうか。

こんなニュースが出ていました。

かなり不謹慎だと思っていたので控えていたのですが、お年寄りは1〜2月に多く亡くなるという事実があります。
それだけ寒さに耐えられないということです。

底冷えは本当に深刻な問題。
冬になったらお年寄りの布団の下に段ボールを敷くだけでも底冷え対策になるのですが、多くの人は知りません。

こんなニュースを見ると、自分の影響力のなさを恨みますが、解消策の1つがキャンプマットであり、コットだという事です。
個人所有がマストだと思いますが、避難所にもあると良いですよね。
特に赤ちゃんとお年寄りには有効ですから。

そして、近年気になるのが夏の暑さです。
コットはサラッとしているので、コットの上で寝るだけでも快適です。

近年のテントはシェルタータイプと言って、床がなく、壁と屋根だけのテントも人気です。
そんな時もコット+マットで底冷えを防いでしまいます。

因みに我が家の楽しみの1つに夏の木陰でコットで昼寝というのがあります。
外で昼寝なんて贅沢。
これはマットでは得られない快感です。

まずは、マットを入手し、状況によってコットというのが現実的
寝袋とマットである程度の季節を凌げます。

我が家のマットとコット

ニーモ スイッチバック

パタパタと開いてすぐに使えるウレタンフォームマット。
ウレタンフォームマットの中では最高ランクの性能です。
なんだかんだでいつも持っていきます。

ネイチャーハイク インフレーターマット

インフレーターマットは厚みで語る事が多いのですが、これは5cmタイプです。
10cm厚も興味がありますが、収納時が巨大すぎるのと価格で悩みます。
実際使っていて真冬でも全く問題なく、化繊寝袋との組み合わせならこれで良いのかもと思っています。

ムーンレンス ローコット

コットにはハイタイプとロータイプがありますが、我が家はコンパクトなロータイプ1択です。
このローコットはワイドタイプなので肩まですっぽり入るのが魅力。

初めて使った時の異次元の寝心地にビックリ
今までの寝心地はなんだったのだろうと感じたのを覚えています。

最近はテントが大きくなったことでネイチャーハイクのマットの方が頻度が増えていますが、また登場する季節がやってくると思います。

気になるマットとコット

エントリーとちょっと高額を選びました。
今選ぶならこれを買うだろうというモデルです。

キャプテンスタッグト EVA フォーム マット

ド定番のマット。
サーマレストやニーモのような性能はないのですが、安くて寝心地&底冷え改善
まずはこれから試しても良いマットです。
でも答えが出ているならサーマレストかニーモ。

サーマレスト Zライトソル

一時期入手困難だったウレタンフォーム界の金字塔
ニーモ スイッチバックも性能は同じですが、サーマレストファンが多いのは人気なのか、性能なのか。

コールマン キャンパーインフレーターマットハイピーク

10cm厚という極厚マット
全てのゴツゴツと冷気を遮断してくれます。
収納時のデカさが難点か。
コールマンはディスカウントが続いているのでコールマンで良ければオススメです。

ヘリノックス コットマックス コンバーチブル

コットと言えばヘリノックス
高額のため一生手が出ませんが、一度は使ってみたい。

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