キャンプの醍醐味は遠赤外線効果の体験でしょう
倍音、そして今回のテーマである遠赤外線。
おっさん世代には魅惑の響きに感じます。
互いに響き合い増幅を得られる効果=相乗効果のことを指すと理解していますが、要は気持ち良いのです。
現代の遠赤外線と言えば焼肉のプレートが赤くなる部分?位しか思い出せないほど遠赤外線って少なりました。
ところがあるところにはあるもの
キャンプは遠赤外線のオンパレード。
という事で年末に子供と遠赤外線を浴びてきました。
遠赤外線、始めます
今回のキャンプは遠赤外線というテーマですが、具体的なお題としては、
- 石油ストーブデビュー
大型ストーブには熱量で劣るが、灯油18Lで3日使えるであろう燃費の良さでぬるく温めるという防災イメージで入手したレインボーストーブの能力を体験します。 - 夏用と言われるコールマンタフスクリーン2ルームMDXエアーが冬キャンプでも使えるかという検証
冬は寒い=空気循環に優れたと解釈して入手したので、換気しながら一酸化炭素中毒回避しながらある程度の暖かさを保てるのか。 - サブストーブの実力
先日、入手したThous Winds ヒーター+アルコールストーブを組み合わせて使えるのかと検証。 - リフレクター効果
冬に強いペトロマックスに大型リフレクターを組み合わせ時の熱量を体験したい。
ということで早速行きます!
ストーブ:トヨトミレインボーストーブ+ストーブファン
入手して1年。
この日を待っていた石油ストーブ。
初、ストーブキャンプになります。
使った感想としては明らかな暖かさはないけれど、ないと不便に感じるという入手当初のイメージ通りでした。
圧倒的な暖かさではなく、最悪の状況さえ抜け出せれば、燃費が良ければ良いというイメージ通りでした。
それを実現できたのはストーブファンのおかげ。
上に登る熱を横に流し、強制的に循環を促す。
存在も風も地味ですが、効果絶大でした。
サブストーブ:Thous Winds ヒーター+ガオバブ アルコールストーブDEEP
実は石油ストーブには少しの燃料しか持っていきませんでした。
使い切るためです。
途中で燃料切れになったら使おうと思っていたら朝に切れたので使いました。
ストーブファンと組み合わせたのですが、レインボーストーブの30%減という感じ。
熱源次第だと感じました。
ロング燃焼のDEEPタイプは便利でした。
焚き火:ペトロマックス アタゴ+ヨーラー大型リフレクター
冬はアタゴ級の焚火台の暖かさが染みます。
先日入手した70cmという大型リフレクターと組み合わせてみましたが強烈な暖かさでした。
薪を焚べると親子セットで1m後後退、熾になると1m前進を続けるという熱の凄さを感じる体験でした。
最近は小学校高学年の子供が着火〜薪を焚べる係なのですが、着火が簡単で不完全燃焼がほぼない焚火台は安心して見ていられます。
もちろん親がフルで付かなければなりませんが、テクニックを必要としない焚火台は親子キャンプで子供にやらせたいなと思うご家庭にオススメです。
ランタン:ペトロマックス HK500
ゴールドの光が印象的なHK500。
赤外線をバンバン出すランタンの代表格だと思います。
近くにあるとやはり暖かい。
ストーブ化出来るキットがあるだけあります。
カイロ:ハクキンカイロ
地味ながら効果絶大なハクキンカイロ。
1泊キャンプの時には燃料満タンで予備は持っていかないのですが、最後まで持ちました。
暖かキャンプでした
暖かくないなとトイレの為にテントから出ると強烈な寒さ。
そうか、しっかり暖かかったんだ。
焚き火の炎がおさまると急に寒くなる。
そうかしっかり暖かったんだ。
という想像以上の連続だった赤外線キャンプ。
単純な温度UPならエアコンでも実現できますが、じっくり暖かい赤外線が、温度が上がらなかったとしても、それなりに効果があると感じました。
今回の赤外線グッズはコードレスでもあります。
停電・停ガスにも屈せず、温めるという意味では見直したいグッズです。
キャンプグッズで防災に対応できるとは思いませんが、今回のグッズはあったら心身ともに楽になるだろうなと思うものばかりでした。
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