能登半島を中心に被災された皆様にお見舞い申し上げます
1月1日。
能登半島を中心とした震度7を記録した令和6年能登半島地震。
いまだに続いています。
3.11を思い出します。
炎が上がり、津波が押し寄せ、倒壊する家屋の映像を見ていると胸が痛みます。
多くの人が無事であることを願っております。
3.11を振り返りメモ
気づくのは災害が起こってから。
工事現場の合言葉に段取り9割と言うのがあります。
防災も基本的には同じと言えますが、今回はそれらを超えているのも事実。
多くの防災士が提案しているので、専門家ではない私が語ることは控えたいです。
その一方で防災士があまり触れられないことをメモしました。
3.11で感じたことです。
①水・体温維持・光の確保
一番基本的ながら一番難しいのが水・体温・光の確保です。
水は言うまでもなく命の水、気温低下による体温の維持、光は照らすだけでなく闇は恐しい。
ペットボトル・風呂水・携帯浄水器など様々な商品やアイデアが叫ばれていますが、多くは災害が起こってから気づくもの。井戸水(生水注意)、湧水(生水注意)、ウォーターサーバーなどがないか。断水前に水道水を蓄えておくなど、可能な限り探します。
体温維持にはアルミホイルを巻くと体温を反射して温かくなります。
光はスマホ以外で使える光が良いです。
②食べ物は喉が乾く「カレー」よりも水分が摂れる「おでん」が良かった
カレーやインスタント麺が便利とされていますが、味が濃く喉が乾くので水が必要とするだけではなく、案外飽きるのが早いです。
初日は良いのですが、2日3日と時間が経つとあっさりしたおでんや薄味のポトフ、お鍋が良かったりします。
冷たくても食べられ、温められるなら体も温まります。
野菜と水分が摂れます。
③エレキは信用できない〜ポータブルバッテリーはUSB専用で
電気は平時には最高のパフォーマンスを発揮しますが、有事には難しい電気の世界。
ポータブルバッテリーは100Vが使えますが、100Vは捨てて例えばスマホのようなUSB充電で使えるものだけに切り替えましょう。
IHコンロやドライヤーをつなげばあっという間になくなります。
3日〜1週間持たせるには?と考えてみると良いと思います。
災害は予想以上に長引きます。
④トラフィック減〜ネットを使わない
3.11でもそうでしたが、通信量は全国民が発信したら耐えられません。
大学入試の結果報告でパンクするほどです。
SNSを使ったフォローは大切とも言えますが、大切な情報がかき消されてしまうのと同時に目の前にある問題よりもSNSの情報を信じてしまうとも言えます。
必要な人が必要な情報を流せるように情報を流さないのも1つの考えです。
個々の状況判断が大切
今回はトラフィックが少ない深夜にアップしました。
トラフィック増加&電力不足に私ができることはネット使用量を減らすこと。
私1人がネットから離れても何も変化はありませんが、自分が思うことをやろうと言うことです。
SNSチェックは基本的に行いません。
自粛ではありませんし、そうしなさいという訳でもありません。
元・通信業だった私が体験したトラフィックのパンクの経験を元に判断しただけです。
必要な人が必要な情報を必要なだけ流せるように。
5日からネット再開します。
状況によりもうちょっと遅くなるかもしれませんし、活かせるかもしれない情報があればUPするかもしれません。
皆様どうかご無事で。
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